板門店(パンムンジョム)
板門店(パンムンジョム)はDMZ(非武装地帯)の軍事境界線上にある共同警備区域。ソウルから北に50km、開城から東に10km離れた所に位置しています。19511025日ここで休戦会談が開かれ世界の関心を集め、その後1953年に結ばれた休戦協定により国際連合(UN)と北朝鮮の共同警備区域に指定されました。
臨津閣(イムジンカク)

臨津閣(イムジンカク)は韓半島の統一を祈願するために立てられた観光地。1972年に建設が進み、軍事境界線から南に7km離れた所に位置しています。地下1階、地上3階のこの建物は北朝鮮記念館と各種記念碑、公園があり、北朝鮮記念館には北朝鮮の軍事、政治、社会などの生活全般が分かる各種資料や映像資料約400点が展示されています。

第3トンネル
3トンネルは19781017日国軍が発見した3番目のトンネル。ソウルから52km離れた所にあり、1時間当り1万人の兵力が移動できる規模があります。このトンネルが見つかった当初は北朝鮮側が韓国側が掘ったものだと主張をしましたが、トンネルの内部の爆破でそれが南に向いているという痕跡が見られ、北朝鮮側の虚偽が明らかになったという経緯があります。
都羅展望台(トラチョンマンデ)
都羅山展望台は北朝鮮が一番近くで見られる韓国側の最北端にある展望台で1986年国防部が約3億円を投資し設けたものです。北朝鮮の第2の都市、開城(ケソン)市が一望できる唯一の展望台。展望台の外には望遠鏡が設置され、北朝鮮側にある「クムアンゴル」という農村での北朝鮮の住民の生活や小学生の軍事訓練などが見えます。
自由の橋
自由の橋は、1998年に統一大橋が開通する前までは臨津江を渡る唯一の橋だった。1953年に休戦協定が結ばれた後に、戦争捕虜13,000余人がこの橋を通って帰還する際に「自由万歳」と叫んだということから『自由の橋』と呼ばれている。
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