ワット・アルン(暁の寺)
川沿いにそびえたつ高さ75メートルの大仏塔が目印です。仏塔には色とりどりのガラスや中国陶器の小片がびっしりとはめこまれ、それらが太陽に反射して、キラキラと輝いています。「暁の寺」の別名の通り、夕暮れ時の美しさには格別のものがあります。
ワット・ポー(涅槃仏寺院)
バンコク最古にしてタイ最大級の寺院です。本堂にある、長さ46メートル・高さ15メートルの、巨大な黄金の涅槃仏像ががあまりにも有名です。足の裏には、仏教の108の世界観を示した図が螺鈿細工で描かれていて必見です。また、タイ・マッサージの総本山としても知られております。
王宮
王宮はタイのランドマーク的な建物です。現王朝の祖・ラマ1世によって建設されました。歴代の国王もかつてはこの宮殿に住んでおりました。先代の死をきっかけに、現国王・ラマ9世は、チットラーダ宮殿に居を移したものの、国王の戴冠式をはじめ重要な行事は未だ、こちらで行われております。
ワット・プラケオ(エメラルド寺院)
ワット・プラケオは王宮の敷地内に建立された、王室の守護寺院です。タイで最も格式の高い寺院と言われております。守護神である、エメラルド色に輝く小さな仏像を本尊とすることから、そう呼ばれるようになりました。境内には、たくさんの色鮮やかな仏塔が配置されて眩いばかりです。
ワット・ロカヤスタ
本堂はなく、野外に寝釈迦仏像が横たわっています。高さ5メートル、長さ29メートルという巨大な像。立てれば10階建てのビルに相当する高さです。
ワット・ヤイ・チャイ・モンコン
遠くからでもよく目立つ高さ72メートルの仏塔がシンボルです。この仏塔は、1593年に、当時のアユタヤー王朝の王様・ナレスアン大王が、ビルマ軍から覇権を取り戻したことを記念して建てられたものです。
ワット・プラ・マハタート
ここにはかつて、高さ44メートルの仏塔があったといわれていますが、ビルマ軍によって破壊されてしまいました。頭部だけが切り取られた仏像、木の根に取り込まれてしまった仏頭等によって、ビルマに略奪された、哀しい過去を物語っています。
ワット・プラ・シー・サンペット
アユタヤーを代表する寺院であり、バンコクのワット・プラケオ(エメラルド寺院)に相当するとも言われる、王室の守護寺院でもあります。セイロン(現在のスリランカ)様式による、相似形の3基の仏塔のシルエットが美しいです。また、3基の仏塔には、歴代アユタヤ王朝の、3人の王の遺骨が納められています。
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