ナーチャ廟 (Na Tcha Temple)
1888年に建立された神童ナーチャを祀る小さな中国式寺院。
当時、この地域で疫病が蔓延した際、その厄払いにこの廟が建てられました。 ナーチャは西遊記にも登場するやんちゃな男の子の神様。子どもながら武芸の達人、霊感退治で中国では人気があります。間口は5メートル程度と小さく、奥に子供の姿のナーチャが鎮座しているのが見えます。
旧城壁 (Section of the Old City Walls)
1569年、ポルトガル人の居留が始まった頃に造られた古い城壁。
ポルトガル人は自分達の生活圏を守るために周囲に城壁を築く習慣があり、アフリカやインドなどの植民地でもそれを実践してきました。マカオでは土砂、ワラ、牡蠣の貝殻を混ぜ、木製の枠に流し込んで押し固めた「シュウナンボー」という材料を使い、これを何層にも重ねて城壁が作られました。
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