清東陵
清東陵は、北京市の東側125㎞、河北省遵化市の昌瑞山南麓にあって、2000年11月に世界遺産に登録されている。3代皇帝の順治帝(孝陵)・4代皇帝の康熙帝(景陵)・6代皇帝の乾隆帝(裕陵)・9代皇帝の咸豊帝(定陵)・10代皇帝の同治帝(恵陵)の5人の皇帝と、咸豊帝の貴妃で同治帝の生母である西太后(慈禧陵)が葬られている。東太后(慈安陵)を加え、この一体に眠るのは総勢161人です。清の皇帝・后妃の陵墓群は5ヶ所あるけれど、そのうち北京近郊にあるのは、清東陵と清西陵の2ヶ所。残りの3ヶ所は、清朝の歴史的背景から遼寧省にある。
      1