北京張裕愛斐堡(チャンユー・ワイナリー)
長いらせん階段に沿って地下のワイン熟成庫に降りて行くと、そこは一年中14度という気温に保たれており、少し肌寒い。ワインがいっぱいに入った木の樽が500余り。一つ一つの樽にボトル300本分のワインが熟成しています。また中国の有名芸能人や著名起業人のプレートがついた個別セラーは、彼ら自身のコレクション。どれも150本のご自慢のワインボトルを寝かせているそうです。メインタワーの二階には酒文化博物館があり、内部にはギリシア・ローマ時代からのワイン容器の展示やワイン用具の複製品の展示のほか、張裕の100年の歴史や時代別ワイン、ここを訪問した歴史上の人物の揮毫(書)の展示区があり、古くは張学良の自書も。三階にある斜めに傾いた屋根と天窓がある部屋には中世の修道院のような雰囲気が溢れています。
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