昌徳宮(チャンドックン)
世界文化遺産に登録されている昌徳宮(チャンドックン)は、公的空間である宮闕と王家の居所である宮、そして庭園である後苑(フウォン)に大きく分けられます。昌徳宮は朝鮮時代の宮闕建築の脈を引く唯一の宮で、王たちの憩いの場として使用された後苑は300年を超える巨木と池、東屋など造園施設が自然と調和を成した所です。
宗廟(チョンミョ)
宗廟(チョンミョ)は朝鮮時代の歴代の王と王妃の霊牌(神位)を奉った儒教祠堂。宗廟は正殿と永寧殿からなる朝鮮時代の祀廟建築で、現在も儀礼が執り行われている韓国儒教の伝統を最もよく表した儀礼遺産です。その建築的価値などが評価され199512月に世界文化遺産に登録されました。
北村韓屋村(プクチョン・ハンオクマウル)
北村韓屋村は景福宮や昌徳宮、宗廟の間にある地域で、600年のソウルの歴史と共に歩んできた伝統居住地域です。巨大な二つの古宮の間に伝統韓屋郡が密集しており、昔ながらの通りがそのまま保存されています。現在は伝統文化体験館や韓屋料理店などに活用されており、朝鮮時代の雰囲気を味わえる場所となっています。
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