大陵苑(テヌンウォン)ー天馬塚(チョンマチョン)
大陵苑は新羅王朝の王や大貴族の大規模な古墳群。天馬塚(チョンマチョン) という名前は1970年代に発掘された時に天に登る馬の姿が描かれた絵が見つかったため付けられたもの。1500年前古新羅時代唯一の絵画として大変貴重なもので、大陵苑の中で唯一内部を公開しています。内部には11,526点の文化財と王冠まで復元されており古代の王の華やかな生活の様子を窺い知ることが出来ます。
瞻星台(チョムソンデ)
瞻星台(チョムソンデ)は東洋で現存する最も古い天文台です。瞻星台 は 新羅 27代善德女王( A.D632-646)の時に作られた天文台で空に現れる日気を観測して星の位置を知るために作られた。直線と 曲線が調和している石造建築物で1962年 12月20日に国宝 第31号に指定されました。瞻星台を作る時に使われた石が362個ですが, これは1年を陰曆で計算してでる日数を象徴しています。
雁鴨池(アンアッチ)
新羅の第30代王、文武王(626~681)の時代に宮城の中に作った人工の池。新羅の宮廷である半月城の東に位置し、当時は月池と呼ばれましたが朝鮮時代以降雁鴨池(アンアッチ)と呼ばれました。王族たちの宴会、会議場及び貴賓の接待場所として使われた所です。王子が住む東宮としても知られており、文武王19年に宮廷を非常に華麗に創建されました。
国立慶州博物館
国立慶州博物館は約90年の歴史を誇る博物館。新羅(BC57-AD935)の首都であった古都・慶州の文化遺産を見ることができる博物館として、規模、質共に慶州に来たら必ず訪れる観光コースになっている。展示室は本館と第1・2別館、野外展示場の四つに分けられ、本館ではさまざまな土器や美術工芸品を見ることができる。また菊隱記念室には李養璿博士が収集品保護のために寄贈した文化財666点が展示されている。
仏国寺(プルグッサ)
仏国寺(プルグクサ)1995年ユネスコにより世界文化遺産に指定された世界的な遺蹟地で慶州を代表する遺蹟地です。寺自体の秀麗さと石造遺物の優れた芸術美はすでに世界に広く知られています。現在仏国寺には多宝塔(国宝 20)、釋迦塔(国宝 21)、蓮華橋.七宝橋(国宝 22)、靑雲橋 ·白雲橋(国宝 23)、銅毘盧遮那仏坐像(国宝 26)等の多くの文化財が残っています。
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