昌徳宮(チャンドックン)
世界文化遺産に登録されている昌徳宮(チャンドックン)は、公的空間である宮闕と王家の居所である宮、そして庭園である後苑(フウォン)に大きく分けられます。昌徳宮は朝鮮時代の宮闕建築の脈を引く唯一の宮で、王たちの憩いの場として使用された後苑は300年を超える巨木と池、東屋など造園施設が自然と調和を成した所です。
南山谷韓屋村 (ナムサンゴル・ハノクマウル)
南山谷韓屋村は2400坪の敷地に、朝鮮時代各階層の伝統家屋5棟が復元されている民俗村。 他にも楼閣や庭園など、自然と調和した昔の情緒が心地のいい空間を演出しています。伝統家屋・韓屋(ハノク)には大小の生活用品が再現されており、伝統工芸品を常設展示する伝統工芸館もある他、民謡やパンソリ、仮面踊りなどの無形文化財技能保有者達の伝統公演も開かれています。
宗廟(チョンミョ)
宗廟(チョンミョ)は朝鮮時代の歴代の王と王妃の霊牌(神位)を奉った儒教祠堂。宗廟は正殿と永寧殿からなる朝鮮時代の祀廟建築で、現在も儀礼が執り行われている韓国儒教の伝統を最もよく表した儀礼遺産です。その建築的価値などが評価され199512月に世界文化遺産に登録されました。
水原華城
華城は京畿道水原にある朝鮮時代後期の代表的な城郭です。西側に八達山をはさんで東側の低い丘陵の平地に沿って築城され、全長5,520メートル。蒼竜門、華西門、八達門、長安門などの四大門をはじめと暗門、水門、敵台、空心敦、烽敦、砲楼、将台、角楼、鋪舎など各種の防御施設を備えています。199712月に世界文化遺産に登録されました。
      1