自力村
開平碉楼は明朝後期に起源し、20世紀初に華僑文化の発展に隆盛し、独特な華僑建築群を残した。現在1833基の建物が残り、うち、200あまりが保存対象となっている。 自力村は、塘口鎮にあり、15座の楼閣がある。1920から30年代に建設された。1950年代の「自力更生、奮発図強」というスローガンに因んで自力村という名称になった。村は安和里、合安里、永安里から1949年に三村合併し、自力村となった。
立園
立園は、アメリカへ渡った華僑の謝維立が造った、別荘庭園。 1926年に建設が始まり、十年の歳月を経て、立園は1936年に完成した。2007年、世界遺産に登録された、高層の楼閣(望楼)が建ち並ぶ開平の村落群。中国の伝統と西洋の建築が、美しく融合している。望楼は、北米に移住して成功した華僑が、故郷にお金を送って建てたもの。盗賊による略奪や水害などから生活を守るために数多く建てられた。
赤坎欧陸風情街
1925年、アメリカとカナダ、マカオなどで成功した華僑の司徒一族が建てたもの。地下1階地上3階建て。1926年に時計塔を増築した。赤坎鎮は、かつて開平の中心地だった。
赤坎鎮一帯を流れる潭江にかかる“下埠橋”を境に、堤東(東側)が「関」さん一族、堤西(西側)が「司徒」さん一族、と住み分けをしているそうだ。
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