ワット・チャイ・ワッタナラム
船から見える寺院は本当に美しい。1697年ビルマ軍の侵入で崩壊したが、クメール様式の仏塔を中心に全体が修復され、今アユタヤで一番美しい寺院と言える。川の対岸には王妃の還暦を祝い建てられた、美しい木造の離宮がある。
ワット・ロカヤスタ
本堂はなく、野外に寝釈迦仏像が横たわっています。高さ5メートル、長さ29メートルという巨大な像。立てれば10階建てのビルに相当する高さです。
ワット・プラ・マハタート
ここにはかつて、高さ44メートルの仏塔があったといわれていますが、ビルマ軍によって破壊されてしまいました。頭部だけが切り取られた仏像、木の根に取り込まれてしまった仏頭等によって、ビルマに略奪された、哀しい過去を物語っています。
ワット・ラーチャブラナ
ワット・マハータートの向かい側にちょうどこの寺と対をなすようにして造られました。クメール式の仏塔の地下には、タイで最古の壁画があることで知られています。
ワット・プラ・シー・サンペット
アユタヤーを代表する寺院であり、バンコクのワット・プラケオ(エメラルド寺院)に相当するとも言われる、王室の守護寺院でもあります。セイロン(現在のスリランカ)様式による、相似形の3基の仏塔のシルエットが美しいです。また、3基の仏塔には、歴代アユタヤ王朝の、3人の王の遺骨が納められています。
      1