鶯歌と言う地名の由来は言い伝えによると、1661年鄭成功(台湾開拓の英雄)がオランダ人と戦う際、この地にやって来たそうです。当時、濃い霧に包まれ、軍隊のいく手が阻止され、丘を登った鄭成功が前方に二匹の大きい鳥を発見し、大砲で打ち落としました。その中の一匹がこの地に落ち、巨石となり、石の姿が鶯歌(インコ)に似ているから、この土地を鶯歌と呼ぶようになりました。1805年呉さんの家族がこの土地で焼物を作ったのがその始まりで、たまたま、土地も良く、石炭も生産していたことから陶磁器の工場が次々と出来ました。最盛期には店の数が1000軒にも達したと言われています。