敷地面積10ヘクタールの「長陵」は、十三陵を代表する最大規模の成祖永楽帝と皇后の陵墓。永楽7年(1409年)に創建され、4年間をかけて完成、既に600年の歴史をほこり、十三陵の中で最も保存状態がよい陵墓です。恩殿は、明の皇帝陵の中で唯一、地上に残る陵殿で明・清代の宮廷、故宮の「太和殿」の姿によく似ています。殿内を支える高さ12.58M、32本の巨大立柱は、直径1Mを超える金絲楠木でできており圧巻。このツアーでは両側に冑姿武官や衣冠束帯の文官の他、獅子、馬、などの石造が並ぶ参道(神路)を見学後、長陵へと向かいます。