咸陽博物館
咸陽博物館は明代の孔子廟の遺跡に建てられ、1962年に正式に開館しました。咸陽市は西安から30キロメートル離れた秦の都の咸陽市にあります。咸陽博物館は主に秦、漢代の文物が展示されている博物館です。建築面積は38555平方メートルで、陳列面積は1716平方メートル、保存されている文物は1.5万点、展示されている文物は約4000点、7つの陳列室があります。
楊貴妃墓
傾国の名花楊貴妃の墓は西安から70キロほど離れた興平県の馬嵬坡にあります。彼女は718年に生まれ、756年に亡くなりました。現在の墓は半球状のレンガで覆われていて、墓前に「楊貴妃之墓」の碑があります。歴代以来の多くの詩人が墓を参拝し、多くの詩を献じました。それらの詩は30基の石碑に刻まれ墓の回廊の壁に収められています。現在、墓地の辺りには門楼が建ち、亭、堂が復元されています。
漢の皇帝・武帝の墓
漢武帝の墓は茂陵です。茂陵は西安から約45キロの渭北高原の興平原にあります。前漢の皇帝陵の中で最大で、造営の期間も長く、武帝の即位から53年もの長い期間をかけました。陵墓の高さ47m、陵の周囲は916mで、敷地の面積は5400平方もあります。陵は錐形をしており、厳やかな安定感が感じられます。茂陵のまわりには約20の陪塚が点在しています。これらの陪塚は方形、円形、山形の三種類に分けられ、李夫人、衛青、霍去病、霍光などの皇族や功績のあった大臣の墓があります。
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