八大関(花石楼)
青島市の東部に位置し、欧米や日本風の建物が建ち並ぶ一帯で、名称に関がつく道路が八つあったことから「八大関」と名づけられました。別名「万国建築博覧区」と言われる別荘地であり、別荘区には、ロシア、イギリス、フランス、ドイツ、アメリカ、ギリシャ、スペイン、スイス、日本など220カ国以上の国の建築スタイルを持つ立派な洋館が立っています。現在は、撮影現場としてもよく使われており、「道に植えられた花木を見ると道の名が分かる」という特徴もあり、「花街」とも呼ばれ親しまれています。ここには砂浜の美しい第二海水浴場があり、岩場に立つ美しい石組みの花石楼は、帝政ロシアの領事館だったが、のちに蒋介石の別荘となりました。現在は一般公開され、屋上からの第二海水浴場の全景をご覧になれます。
迎賓館

迎賓館は島の典型的なドイツ風の建物で、高さは30m、建築面積は4,080㎡を誇ります。この建物はドイツ督邸であったことから、「」あるいは「提督」と呼ばれます。そしてドイツの著名な建築家によって設計され、1903年に着工、1908年に完成しました。建築全体は石造りで、装は絢爛豪華で台所、議室、ダンスホル、食堂、室などが装備され、噴水や水槽が飾られています。19496月、島解放後、地の人民政府は提督という名を迎賓館と改し、1957年に張し、2.6万㎡の庭園を造りあげ、園多くの花木が植えました

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