江華(カンファ)歴史博物館
江華(カンファ)歴史博物館は、1988年に完成されて江華島の先史から近代までの歴史を展示している施設です。江華地域に点在している旧石器時代以降から近代までの歴史、文化遺跡を一堂に集めて展示しているところです。博物館に隣接して、外敵からの侵入を阻むため、「江華海峡」に設けられた要塞である「甲串トン台」があります。
広城堡(クァンソンボ)
広城堡(クァンソンボ)は1658年に作られ、朝鮮時代の1679年には、 華島墩臺が増築されました。 広城堡は、 高麗がモンゴルの侵略に対抗するために 石と土を交ぜて海峡に沿って長く積んだ城です。将軍の魚在淵を称える碑石と350人の無名殉教者の墓があります。
伝灯寺(チョンドゥンサ)
伝灯寺は、高句麗時代の僧侶・阿道和尙が建てた鼎足山にある古い寺院です。忠烈王が在位中、王妃・貞和宮主が寺院に玉燈を寄付したことで、伝灯寺と改名しました。伝灯寺には、本殿の大雄殿や薬師殿など、見るところがたくさんあります。
徳津鎮(トッチンジン)・抄紙陣(チョジジン)

徳津陣・抄紙陣は、朝鮮時代に江華海峡を守った要塞で、江華12鎮堡と指定された地域でした。徳津陣は1871年に、J.ロージャス中将が率いる米国極東艦隊と激しい砲撃前が行われたところで、現在は十五の砲台が残っています。抄紙陣は1875年に日本軍艦[雲揚号]とも交戦した地域で、高さは4m程度で長軸が100m程となる楕円形の構造の姿が残っています。

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