昌徳宮(チャンドックン)
世界文化遺産に登録されている昌徳宮(チャンドックン)は、公的空間である宮闕と王家の居所である宮、そして庭園である後苑(フウォン)に大きく分けられます。昌徳宮は朝鮮時代の宮闕建築の脈を引く唯一の宮で、王たちの憩いの場として使用された後苑は300年を超える巨木と池、東屋など造園施設が自然と調和を成した所です。
宗廟(チョンミョ)
宗廟(チョンミョ)は朝鮮時代の歴代の王と王妃の霊牌(神位)を奉った儒教祠堂。宗廟は正殿と永寧殿からなる朝鮮時代の祀廟建築で、現在も儀礼が執り行われている韓国儒教の伝統を最もよく表した儀礼遺産です。その建築的価値などが評価され199512月に世界文化遺産に登録されました。
国立中央博物館
国立中央博物館は約15万点を所蔵する博物館。考古学や歴史、美術など各分野で非常に価値の高い文化財 の展示が行われており、韓国文化を知る上で見逃すことのできない場所です。2005年10月には以前の景福宮横から竜山へ移転、リニューアルオープンし、規模も拡大です。考古館、美術館、歴史館などがテーマ別に分かれて展示されています。
戦争記念館

大韓民国陸軍本部跡に建てられた戦争記念館(チョンジェンキニョンクァン)は、記念館建設前に各分野の専門家に何度もアドバイスを受け建てられた記念館で、戦争記念館としては世界で最大規模を誇るものです。戦争歴史室、625(韓国戦争)戦争室など8つの展示室があり、第二次世界大戦やベトナム戦争の時に使用された装備をはじめいろいろな武器や大型装置の展示されています。

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