翰林公園
翰林公園には、亜熱帯植物園、済州石盆栽園、民俗村、世界唯一の二次元洞窟として知られる狭才窟と双竜窟がある。特に、二つの洞窟が見どころだが、この洞窟は溶岩洞でありながら石灰洞に特有の鍾乳石と石筍が見られる。内部の温度は年中1517度を維持しており、長さ約100mの狭才窟を抜けると、すぐ双龍窟の入口にたどり着く。あたかも二頭の龍が抜け出たように洞窟は二筋に分かれている。
ヨンモリ海岸
山房山のふもとにある海岸で、数千万年の歳月をかけて積み重なった砂岩層だ。山房山休憩所から10分程歩いて下りていくと、秀麗な海岸絶景が見渡せる。ヨンモリという名前は、丘の模様が龍の頭を抱えて海に入るように見えることから付けられた。ヨンモリの入口にはオランダ人のハーメル漂流記念碑がたっている。海岸絶壁に波が激しく打ち寄る絶景と、窟房や広々とした岸壁の侵食地帯が広がり、壮観をなしている。ドラマ「ごめん、愛してる」のロケにも使われた場所。
天帝淵滝
七人の天女の羽衣のように美しい三段の滝と渓流を持つ天帝淵瀑布には、神様に仕える七人の天女が夜になると舞い降りてきてこっそり水浴びをしたあと、再び天に昇っていったという言い伝えがある。そこで「神の池」という名前が付けられたという。烏鵲橋と同じ弓形で七人の天女が彫刻されている「神臨橋」も美しく、「五福川」という彫刻像には福箱があり、投げた小銭が福袋に入ると福が得られるといわれている。
薬泉寺
東洋で最大規模を誇る寺院。大雄殿は地下1階、地上5階の建物で、講堂の内部は530坪、高さ29mに及ぶ。 1960年にキム・ヒョンゴンという学者が病を治すために洞窟で100日祈祷を捧げるなか、夢の中で薬水を受けて飲んだところ病が治り、その後、寺院をたてて布教を始めたとされる。四季を通して流れる薬水があることから「薬泉寺」と呼ばれる。
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