ヴェネチアンリゾート (The Venetian Macau Resort Hotel)
コタイ地区に総面積30ヘクタールの総合リゾート施設として2007年8月、すべての施設がひとつの屋根の下にを合言葉に堂々オープン。350店以上の大型ショッピングモール、30を超える世界各国料理を提供する高級レストラン、コンサート鑑賞やスポーツ観戦ができるアリーナと様々な施設を備えるベネチアン・マカオは、まさにアジアのラスベガスに相応しい大型エンターテイメントリゾートホテルです。
シティ・オブ・ドリームズ (City of Dreams)
「ヴェネチアン・マカオ・リゾート」と通りを挟んで隣接するこの新スポットは、「次世代の都市型総合エンターテインメント・リゾート」であり、新しいマカオの魅力を提供。約39万平方メートルの広大な敷地に、カジノ、ホテル、レストラン、ブランドショップなどが一体となったリゾート。ホテルは、クラウン・タワーズ、ハードロック・ホテル、グランドハイアットマカオの3つ。
マカオタワー (Macau Tower Convention & Entertainment Centre)
南灣湖の埋め立て地域に2001年12月19日にオープンしたマカオの観光タワー、高さ338mの「マカオタワー」。
地上233mの展望台からは、晴れた日なら中国本土、香港を遠く55km先まで見渡せます。ギネス記録にもなっている世界最高位置からのバンジージャンプなどのスカイアトラクションほか、レストランやカフェ、ショップ、映画館などのエンターテイメント施設も充実しています。
セナド広場 (Senado Square)
古くから街の中心であり、いまもイベントや祝典の開催場所として利用されているマカオを代表する広場。現在はここから聖ポール天主堂跡まで歩行者天国になっていますが、以前はコンクリート敷きでクルマが通り、バス路線が敷かれていました。 1990年代前半にはポルトガル本国から敷石職人を呼び、ポルトガルの石を使って現在のモザイク模様のカルサーダス(石畳)が敷設されました。
仁慈堂 (Holy House of Mercy)
セナド広場に面するこの美しい純白の建物は、日本や中国を管轄した初代マカオ司教ドン・ベルキオール・カルネイロが1569年にアジア初の慈善福祉施設として設立したもの。西洋医療を取り入れた病院や、孤児院、養老院も備えていたとされています。建物は何度も修復された後、1905年、ネオクラシック様式にマヌエル様式を加えた現在の姿に再建されました。 現在は建物の正面1階が公証役場となっています。
聖ドミニコ教会 (聖ドミンゴ教会、St. Dominic's Church)
メキシコのアカプルコから来たドミニコ会スペイン人修道士3人によって1587年に建てられた、木造の簡素な礼拝所がその始まり。現在の教会は1828年に再建されたものといわれます。
コロニアル風バロック様式のファサード(正面外壁)は、クリーム色の壁に純白の漆喰で繊細な装飾が施され、マカオのファサードの中で最も美しいと評判です。
三街会館 (Sun Kai Vui Kun)
この寺院は、かつての中国市場、現在の聖ドミニコ市場の前に建っています。本来は商人たちの集まる場所でしたが、地元の中国人コミュニティーにとって重要な宗教的役割も持っていました。前商工会議所なども兼ねていましたが、市場の衰退と共に寺院の果たす役割が大きくなりました。華やかな南欧風の建物の中に今も中国式寺院が残る姿に、マカオにおける2つの文化の共生を見ることができます。
カテドラル (Cathedral)
カテドラル(中国語では「大堂」または「主教座堂」)の歴史は古く、1576年に遡ります。
最初に立てられたカテドラルは木造でしたが、度重なる台風の襲来など風雨にさらされ損傷が激しくなったため、1849年に現在の規模に改築されました。1937年に再度改築が施され、現在の壮麗な外観となりました。教会内部は、鮮やかなステンドグラスで装飾されており、異国情緒満点です。
イエズス会記念広場 (Company of Jesus Square)
聖ポール天主堂の前の広場。
ファサードを背にした記念撮影のメッカで、絶えず観光客で賑わう場所です。
聖ポール天主堂跡 (Ruins of St. Paul's)
マカオのシンポルとして圧倒的な存在感を誇るここ聖ポール天主堂跡は、教会の前面だけが残る石造りのファサード(正面壁)とその隣に建てられた聖ポール大学の総称です。小高い丘にそびえ立つその姿はまさに荘厳。1602年から1640年にかけ聖母教会(聖ポール教会)として建築され、施工には中国人ほか、長崎から幕府の弾圧を逃れて渡ってきた多くの日本人キリスト教徒も携わりました。
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