アラブストリート (Arab Street)
アラブストリートは、チャイナタウンやリトルインディアに比べると、エリアも小さく、地味なエリアですが、豊かな歴史と独特な雰囲気をもった場所です。モスクに象徴されるイスラム文化の拠点ともいうべきこの地区は、とかく忙しいシンガポールの中でものんびりした雰囲気があります。イスラム教徒の人たち独特のゆるゆるした時間の流れに身をまかせながら、この静かなアラブストリートを歩いてみましょう。
サルタンモスク (Sultan Mosque)
シンガポールでも最も印象的な建造物の一つです。イスラム教徒の信念が波打つ中心に横たわる、息をのむような金色のドームを見て楽しむことができます。初期のモスクは1825年に東インド社からの3000シンガポールドルの寄付によって設立されました。100年後の1928年に建築家デニス・サントリーが、インドとイスラムの文化を組み合わせた、イスラミック-サラセン様式を使い、光塔と手すりの小柱を組み入れたモスクを設計しました。
リトルインディア (Little India)
訪れる人はたいていリトルインディアはシンガポールで最も活気のある文化的地域の一つだと言います。そこは香辛料店、レストラン、ホテル、アートギャラリー、サリー店、そして鳴り響くボリウッドレコード店が騒がしく混在している場所です。リトルインディアの魅力は以前には良く見かけた古い商売が道端や路地裏でまだ見つかるというようなところにあります。簡単に歩いて探索することができ、またMRTでのアクセスもできます。
マーライオンパーク (Merlion Park)
シンガポールの象徴、マーライオン。2500スクエアメートルのこのパークにある身長8.6メートル、体重70トンのマーライオン像は、頭がライオンで体が魚の形をしています。マーライオンは、漁村としての質素なシンガポールの原点を表している想像上の生き物です。マーライオンの「マ」は、海を意味しています。上半身のライオンは、シンガポールの「シンガ」の意味です。マーライオンの尾は、古代都市テマセックを象徴しています。
マリーナベイ (Marina Bay)
マリーナベイは、シンガポール中心部の東側にある、海に面した地区です。埋め立てによってできた土地で、近代的な建物が計画的に建てられています。大観覧車「シンガポール・フライヤー」も完成し、今も開発が続けられます。マリーナ・ベイ・サンズ、エスプラネード-シアターなどシンガポールを象徴する建物があります。夜の夜景も見所です。
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