ワットラカン
境内の土の中から“鐘” が見つかったことから、「ワットラカン(鐘の寺)」と呼ばれるようになりました。現在、その土の中から見つかった鐘は、対岸のワットプラケオに奉納されています。波止場からきらびやかな門をくぐり、ワット・アマリンタラートというお寺の本堂を過ぎるとワット・ラカンコシタームがあります。その名の通り、鐘が境内のあちこちにあります。このお寺はまさに地元タイの方たちが日々訪れる場所で、観光客の多い対岸の王宮などとは全く異なる雰囲気を感じることができます。一つ一つの鐘を叩き、煩悩を払うといわれています。無数に揺れる小さな鐘を境内で買い求め、名前や祈願する内容を書いて、お寺へと収めます。昨今の経済・政情不安からか、タイでは2007年頃から老若男女を問わず、仏陀や著名なお坊さんをかたどったプラクルアン(お守り)がブームとなっています。
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